コロナ禍、なかなか帰れない現状

コロナ2派がやってきたのでしょうか…暗めな雰囲気が日本中漂ってます。

せめて夏中は持ってくれよ と思っていたのに 

ウイルスが強すぎたんでしょうか… 

というかしぶと過ぎますね 

梅雨が明けたら 海あたりには行きたいなと思っていたのに断念せざるを得ないのか… 

今まで楽しんできた 祭りやら海やら観光が大変懐かしく、あの頃が既に遠く感じてしまいます。 

当たり前は当たり前ではありませんでした。 

現在関西の実家にいる母。

母の故郷は大分県なのですが、

九州は現在  数年前の地震から始まり  近頃の 梅雨の豪雨、再び阿蘇山噴火の恐れあり など怖いニュースばかり目にしますし 大変な現状です。 

祖父母の家に叔母家族や従兄弟も暮らしており 

そのまた近所には 別の従姉妹家族が暮らしていたり 

と 父方とは違って 親戚が多いです。 

母は先日  もうすぐ寝たきりになる祖父に会いたいと言いだした。

そんな母も病気を患っている。

 2年前に 全身リュウマチという難病にかかったのです。

父との離婚が決まり ようやく自分の人生を歩めると思った矢先のことでした。

免疫系からくるみたいなのですが、

原因もよくわかってないんだとか。

リュウマチというと軽そうに思えるかもしれませんが、一生完治がなく よくて寛解、

全身が痛み 動けなくなっていくような病気です。 

ホルモン薬を飲み続け 痛くとも何とか動けている現状。 

数年前、母は 遊び人で身勝手な 父が出ていってから熟年離婚に至りましたが 

それまでも父は 母の実家へはあまり帰ってはくれませんでした。 

よくて２～３年に1度です。 

自閉症の姉がいるので 、母は身一つで自由に行動できません。 

父の協力がいる。 

ですが やっぱり身勝手な父は そんなことまで配慮がなかった。 

私自身 実家に住んでいる頃は まだ高校生で日々自分のことに忙しく 自分のことしか考えられない生き物だったので そんな母の気持ちを考えてあげられなかった。

最後に九州へ行ったのは2年前。

私が母と姉に付き添って 九州へ帰った。 

母は嬉しそうだった。 

離婚したばかりであり、病気もまだ発症する数ヶ月前のことだった。

祖父はもうすぐ90歳になる。 

大人になって 数える程しか帰れてない母には既にかなりの後悔があるみたい。 

そんな私は 今や 彼と一緒に東北におり 

コロナ禍のなか 自分の身一つでさえ 関西の実家に帰るのに躊躇してしまう。

私も今  一緒に行けることなら 着いていってあげたい。 

でも  姉と2人で頑張って帰って欲しい という気持ちも頭の 片隅に湧いてきてしまう。

でもそれはいってはいけない。 

どちらかがトイレなど席を外す時、

姉を見ておかなければいけない。 

その他諸々重度の自閉症の姉には 色々と手がかかるのです。 

人混みの中 はぐれでもしたらと 

気が気ではないんです。 

言葉もまともにはなせない 受け答えができない、理解ができない。 

それが現状です。

生まれた頃からその環境下で私も育ったので、

そんな簡単な話ではないことが分かるため 

思っても言えないんです。 

最低もう1人はいる。 

他人は  へえ、大変だね としか言えないし 

想像するなんて そもそも無理な話なので 

その家族にしか分からない 狭い悩みですが… 

短い時間で帰ることも考えたいけど 今やどうしても他県同士で入県をよく思わないし それを強行突破する度胸は私にはない。 

それでも母は このコロナの状況をどこか軽く考えている節があり、

なんやかんやでもう少ししたら落ち着き

11月頃には帰れるだろうと思っている。 

甘い 

甘すぎる。 

その時期なんて今よりもっと ピークに違いないでしょう。 

今まで こう言った自体にあまり遭遇することなく 何とかなっていた世代なのか？ とまで思えてしまう。 

今まで戦争が突然始まった時代があったように、これからだってずっと平和だった保証なんてないし、今まさにウイルスによってかつての一時的な平和が程遠くなってしまった…

何とかなるじゃ収まらないことだって これから多いだろうと思う。

心において 色々と災害に備えた準備などして欲しいものだが、私が準備したものに頼り 

何一つ準備はしない母。 

そういう世代なのか性格なのかはよく分からない。 

私自身 色んな計画が頓挫して このコロナ禍で日々モヤモヤが募っていくばかり。 

なるべく明るくは行きたいけれど、

そう上手くはいかない。 

気持ちをどこかにそらすしかないようですね。

という ただモヤモヤしてるだけの心境でした。